2019年8月5日より、ボッケリーニのメヌエットを始めてみました。
ミニヨンのガボットから曲をすっ飛ばして、2巻の最後の曲です。
本当は、ミニヨンの次の曲をやるつもりだったのですが、妻の強い意向で、ボッケリーニのメヌエットをやることになりました。
7月から譜読みの練習をしているのですが、4つの音の組み合わせで、音当てクイズをしています。
・シラシド
・ドレミファ
・ソドソド
・シミシドetc…
などのカードを約30パターン用意して、ピアノでわたくしが音を弾き、子供がどれか当てるクイズです。
楽譜作成ソフトはfinaleを使用しています。
ちなみに絶対音感のおかげで、特に私が「ドレミファ」と言わずとも、当てれています。
私の弾くピアノ「♪ドレミファ♪」
こども「これだ!!」
という感じで遊んでいます。
やたらハマってくれていて、楽しそうにやってくれています。
ハマってくれているうちに、楽譜が読めるようになってくれれば、儲けものです。
とりあえず、バイオリンだと、第1ポジションのソからシまでの、
「ソラシドレミファソラシドレミファソラシ」
17個の音を覚えれば良いです。
楽譜は、線の数えて、「えーーーとシ」
と読んでいたのでは遅く、「シ」と見た瞬間に判断できないといけません。
ですから、「ドレミファ」ではなく
「ドミソド」
など、音が隣同士でない音の組み合わせに強くなる必要があります。
楽譜を追いながら練習をしてきていたのが良かったのか、意外と抵抗なく楽しんでくれています。
ある程度できたら、これにリズムを加えて、聞き覚えのある童謡などのメロディーカードを作成していきたいと思います。
今は4分音符だけで作っているので、2分音符や、8分音符を加えていきたいです。
今日ちょっと思ったのが、
「レッスンの1時間の労力より、毎日の練習の労力の方が大変」
だということです。
練習は、毎日ついて回ります。
子供もやらなければいけないし、親も見なければいけません。
子供も親も、どちらも逃げ場なしです(笑)
だから、子供につらく当たったりする親が多いんだと思いますけれど。
私も、子供にきつく言いそうになる時もありますが、かなり褒めている方だと思います。
色んなご家庭のお話を聞いていると、
「とりあえず曲を何度も通す」
という練習をしていることが多いようです。
もちろん、それでも上手にはなっていきます。
ですが、苦手なところを克服するスピードがどうしても遅くなるんです。
やはり苦手なところの部分練習は、必須です。
「このリズムが出来ない、ならこの部分だけ、この小節だけ」
「それでも出来ないなら、この1拍だけ練習」
というように、どこが苦手なのかを、親が見つけ出してあげるのが、大切なんです。
とはいっても、音楽に明るくない人だと難しいので、どうしても闇雲にやるしかありません。
ですので、バイオリンの先生に
「どこを練習すればよいですか?」
「部分的に練習するとしたら、どこが良いですか?」
ということをよく質問することが大切です。
私自身、部分練習が大事、ということに気付いたのが6年前くらいなので、それ以前の生徒には、効率の良くない練習をさせてしまったかなあと、後悔しています。
みなさんも、ご自身やお子さんの練習では、部分練習を意識されてみては、いかがでしょうか?
お子さんが小さいうちは、弾けないのは親の責任が大きい、と思って、うちでは練習にあたっています。
・練習する気がおきない
・弾けないところが克服できない
などは、子供に怒ってもしょうがない部分があるので、解決策を脳みそから絞り出していくのが良いと思います。