スズキメソードの最終日は、午前にグループレッスンがあり、午後はお別れコンサートとなります。
午前中は、
・鼠径部を後ろにして、姿勢良く!
・美しい音で!
など、今までのレッスンの振り返りがありました。
「3回目は上手くなるねー!」
とボソッとほめてあげると、3回やる意味が生まれて、繰り返し練習をする意欲が増すらしいです。
親が
「あなた(自分の子供)の音は素敵だな」
と思っているだけで、子供にはそれが伝わり、上手になる。
というお話もありました。
親をその気にさせるのも上手く、さすがベテランの先生、という感じでした。
生徒を飽きさせない工夫も多く、話し方も上手だし。
生徒の下手くそな演奏を真似るのも上手だな・・・。
私は上手くできないのですが、左手が右手に対して遅れちゃう、という生徒達にありがちな演奏を上手く再現されていました。
今回は、非常に当たりのクラスでした。
鼠径部を後ろに、というのは、非常に良い教えですね。
あと、年長や小学生のお友達と一緒に活動させてもらったので、この4日間でずいぶんと賢くなりました。
年齢の近い子が、メヌエットを完璧に弾いているのを間近で見れたのも良かったです。
きらきら星は、弓の場所を細かく指定して、もう少し練習した方が良いかなー・・・。
CDを聴いて練習するなんて、普段は絶対にしないので、良い練習になりました。
「3歳だから、早いデタシェは無理だ」
と思いこんでいたのですが、弓の場所や量がまずいから出来ていないだけ、ということに気づかされました。
最終日には、完璧ではなくとも、まあまあ、何とか置いていかれない程度の速さで弾けるようになりましたし。
午後のお別れコンサートは、プログラムの一番最後の方の参加でしたので、13:52集合で、14:25くらいからの演奏でした。
これなら、2時間弱の休み時間があるので、レストランに行っても平気でしたね。
お別れコンサートは、ゴセックのガヴォットまでの子は、先に演奏して、それより下のレベルの子はあとから出てくる形でした。
1階だと前のおともだち達に隠れてほとんど見えなかったので、4階席にいきました。
いやーよく見えてよかったです。
うちの子が弾いている弓の場所をチェックしたかったので、上の階に行ったのは正解でした。
ヴィヴァルディ協奏曲、ドボルザークのユーモレスク、ゴセックのガボットが終わると、メヌエット2番からきらきら星のレベルの子供たちが出てきます。
きらきら星のクラスでなければ、自分の子は、ほとんど見えないと思って、差し支えございません。
上の階はおすすめです。
可能なら双眼鏡もあるとなお良しです。
夏期学校は、小さい子ども達に、おすすめです。
やっぱりお友達と弾くと、楽しい、という子も多く、楽しんで上手になれますから。