今日は、夏期学校3日目だ。

松本駅からバスに乗り、エクセラン高校でのレッスンに向かう。

グループレッスンでは、綺麗な音がテーマなようで、非常に当たりのクラスだった。

どの先生も、綺麗な音で良かった。

昨日より、息子は上手にデタシェが出来るようになってきた。

今は音符の高さが読めることを最優先しているのですが、速くデタシェで弾ける練習も加えたいも思います。

真ん中からスタートして、先で弾けば良いねん。

元の方でデタシェをやらせる先生もいましたが、私自身は、デタシェでは先半分しか使わせません。

レッスンでは
フォルテ、とは、本来は元気に!という意味なんだよ、というお話があったりして、非常にプロ的なお話でした。

フォルテは強く、というのが、芸大ソルフェージュ入試でも正解なのですが、実はイタリア語本来の意味とはかけ離れているらしいのです。

※ドイツ人のバッハさん、ベートーベンおじさんが、どこまでイタリア語の正確なニュアンスを理解していたのかは謎です。

意外と、適当に解釈して、曲にアレグロ、アンダンテ、と書いている可能性もあるのです。
今のようにネットで検索、なんて出来ないしね。

だから、アレグロと書いてあっても、元気に!という意味なのか、速く、という意味なのかは、作曲家しか分かりません。
私たちは、アレグロの意味を推測することしか出来ません。

ちょっと話が脱線しました。。。

レッスンでは、
・弾く前に弓を張る
・お休みする時は弓を緩める
・親指を丸く、小指は木の上に!
・良い姿勢!
・お腹出さない!

などのお話がありました。

メヌエットはダンスなんだから、綺麗な音で、
モールの所は少し静かに

などのお話もありましたが、その後の通し練習では、皆きれいさっぱり忘れちゃっていましたね。

バイオリンで表情まで表現するのは、かなり高等テクニックです。

私が子供の時も、ピアノでは表情をつけれても、バイオリンでは全く表情が変わらない時期が長かったです。

子供たちだから、しょうがない部分はあるが、一生懸命説明されていた先生が可哀想だなあ、と思いました。

メヌエット2番クラスは、良い先生ばかりでした。

私の子だけなんちゃって4歳で、他の子たちは5-7歳くらいのように見えたので、少し迷惑をかけてしまいました。。

弓で隣の子にぶつかってみたりだとか。。。

隣の子、ほんとにごめん!!

午後のクラスは、多分参加しても嫌がりそうなので、自主的にお休みしました。

そのあと、事前に選ばれた生徒たちが出演するコンサートを聞きました。

チェロやフルート、バイオリンアンサンブルのドボルジャークのユーモレスク、チャイコフスキーバイオリン協奏曲3楽章まで。

初めて、静かにコンサートを聴けました。

静かにコンサートを聴けるなんて、3歳にしては、すごいんじゃなかろうか。。

先日の吉村ひまりさんのコンサートでは、10分弱しかないのに、ずっと椅子ではしゃいでたし。

たった3日間で、コンサートが大人しく聴けるようになるとは!!

夕方にホテルに帰って、少しメヌエット2番の弓の位置の練習をしました。

結構悪くない状態になってきた。

これからは、弓の真ん中を意識するようにしよう。

弓の持ち方も、周りの子に影響されたのか、少し綺麗になってきた。

弓の真ん中は、強く意識できるようになって、デタシェも上手になってほしいなー!